2023年8月にジャカルタ近郊のタンゲランで、国際的な盆栽展示会が開かれました。この盆栽展を観に行ってきました。この内容については月刊誌『盆栽世界』(2023年11月号）に記事を書かせていただきました。ここでは、雑誌とかぶらない、こぼれ話や誌面に掲載しなかった写真をアップしています。
展示会場は、とてもクリーンに都市開発が進むエリアです。日本でいえば、千葉県・幕張周辺や茨城県・筑波学園都市みたいなところでしょうか。
日本の建設・不動産・流通企業も開発に関わっています。展示会場最寄りのホテル近くには、巨大なイオンモールが建っていました。付近は、埼玉や茨城で見る光景とあまり変わりありません。
せっかくの初インドネシアなので、日本とは違う風景を見たくて、展示会前の数日間はバリ島に寄り道していました。
■バリ島に寄り道
バリ島。火山の景色。
嬉しいことに、バリ島滞在期間中、ヒンドゥー教のガルンガンという、日本のお盆みたいな時期と重なりました。道路脇の各戸が巨大なお飾りを立てています。とても雰囲気がありました。
インドネシアは三毛作の国。稲刈りが終わり、二毛作目の田おこしをしている最中でした。忙しいー！
バリ島北部のバリ植物園を訪れました。ジュラシックパークのよう。巨大なシダ。
■インドネシア盆栽展示会"On Fire"
バリ島からジャカルタに戻り、タンゲランの盆栽展へ。QBIGという巨大なショッピングモールが会場です。
ショッピングモールの2階では、各国から参加した盆栽師によるデモが行われていました。
展示会場に出展されていたアカシアの盆栽。特に賞はとっていない作品のようですが、私にはこの木が一番印象的でした。
インドネシアの盆栽師Sukidiさん。展示会場を一緒に歩いてくださいました。職人肌な、丁寧で細かい仕事を日ごろ黙々とされているだろう方。私がいつもお世話になっている、もしくは尊敬している、日本の盆栽人の方々を彷彿とさせ、親しみがもてました。
インドネシアのお客さまから夕飯をご馳走になりました。地元の方々がよく利用する、インドネシアなレストランにて。とてもスパイシーな体験！
